2013年12月6日金曜日

SFIの生徒たち

スウェーデンには、シリアの移民がめちゃめちゃ多い。
うちのクラスの半数以上は、シリアの人達。

スウェーデンの新聞によると、シリアの難民は二万人以上らしい。
多い…
そしてその殆どの人たちは、スウェーデンに来てるらしい。


最近、2012年度の調査による国別の能力ランキングが発表された。
上位5位はほぼ東アジアが占めた結果に。
クラスにいても、そのことを感じる。

例えば、日本の学校では「疲れたー、休憩まだですか?」なんて生徒が言ったら、
やれやれ馬鹿な生徒もいるな、なんて思われるけど
うちのクラスのシリアの子達は、終わる時間の前でも休憩の前でも
教室を出る準備を始めたり、「休憩、まだですか?」なんて平気で聞くw

教育の違いかなとも思ったけれど、クラスの中では日本でいう
短期大学卒業の生徒もいる。

やっぱり東アジア人は、生真面目なのかなと思う。

うちのクラスには、SFIに通って10ヶ月の生徒も少なくない。
その中には上達が遅い生徒もいて、話してみるとその理由がよく分かった。

家で何をするのか等、お互いの事を聞くゲームをしていたところ
家ではアラビア語の映画やテレビを観て、友達や家族はだいたいシリアの人たち。

ほー、そりゃそうなるよな。

まだスウェーデン語を初めて3ヶ月弱だけれど、言語を勉強するには
その言語に触れる時間が多いか少ないかがすごく重要だと感じる。