2013年11月7日木曜日

SFI - Turboに入るためには -

今日、ついにSFIの優秀なクラス"Turbo"担当の先生と話すことが出来た。
話した感じは、知性を感じるけど話をしっかりと聞いてくれる優しい人だった。

12月初旬に、新たなTurboのクラスが始まる。
入りたい生徒が多いため、先生が一人一人インタビューして決めると言う。
そして、そのインタビューはスウェーデン語と英語!!
ふはー大変…まだ家族と喋れるレベルじゃないのに、2週間後にスウェーデン語でインタビュー!

でも、どーしても入りたいからがんばるしかない!

そしてCクラス2日目。
リスニングとライティング。

内容は、え?
なにこのレベル…高すぎる!

学校で勉強したことのない動詞、名詞、発音…
SFIのシステム、やっぱちょっとおかしいわ!

Bクラスから上がって来た生徒とIntroductionを終えた生徒がごっちゃになってるらしく、
知識のレベルがまったく違う。
なんだこれ!

最初は時計の読み方を聴いて、黒板に各自答えを書いていったのだけれど、
初めてのリスニングにおもいっきり気が動転したわたしは間違えて、何度も書き直したw
この恥ずかしい経験から、絶対B上がりの生徒並みに出来る子になってやると決意した。
きちんと教育を受けたプライドが、許さない!

今日からテキストのCDをリピートで聴き、単語は毎日復習する。
ある程度わかるようになればきっと楽になるはず。

2013年11月6日水曜日

SFI - Cクラスでの初授業-

今日はSFIのCクラス初めての授業だった。
Introductionコースとは違うことは予想していたものの、
予想以上に講義っぽくて、驚いた!

でも振り返ってみると、今日授業で勉強したことは、
動詞の活用パターン(大きく分けて4つのうち)2つだけ。
少な。。授業中の練習時間が長過ぎたのかな?

でも家に帰ってやることが、多い!
動詞の活用形一覧のプリントをもらったけれど、
もちろんスウェーデン語初心者にとっては90%意味が分からない。
一個一個訳して例文をみつけて書いたりするだけで、今日は力つきてしまった…。

SFIのCとDクラスに限っては、実はレギュラーコース以外にTulboという
早い優秀コースがある。
通常約1年かけて卒業するSFIを、なんと約4ヶ月で終えてしまうというコース。

それに私は入ることを希んでいるのだから、ここで力つきてしまってはいけない!

と、今のクラスメートに言われた…。
そうだよね、その通り。
その子は私が知る唯一の生粋のまじめな生徒。
彼女は私に「テキストを半分に分けてお互い予習して教え合うのはどうだろうか」と
提案したのです。
これを聞いて、単語を覚えることで必死だったわたしの腹は、
ストレスでさらに痛み始めた...。

こうして、スローライフを謳歌してたわたしは、
遂にストレスと戦う日々を迎えることになったのです。

今日でスローライフ、当分おあずけ!

2013年11月4日月曜日

スウェーデンの家族関係

スウェーデンの離婚率は、およそ50%というのをどこかの記事でみたことがある。
そして、スウェーデンは個人主義というのはよく知られてるとおもう。
だから家族関係はあまりよくないというのがわたしの見解だった。

でも実際スウェーデンに暮らし始めてみると、
旦那の家族と会う回数のそりゃ多いこと!!

母親と多いときには週に3回一緒に買い物に行き、
月に2回はお姉さん家に行き、
週に3回父親はランチの休みに家を訪ねる。
そして月に3回、祖父母とご飯を食べる。

まあ近くに住んでるとはいえ、日本でもこんなに家族と会うだろうか?

スウェーデンと日本を比べてみると、スウェーデンの方が働く時間が少ないだろうと思う。このことだけ、影響しているんだろうか。それとも、国関係なく家庭それぞれなのだろうか。

まあ理由がどうであれ、旦那の家族関係はとても素敵だとおもう。

2013年11月3日日曜日

吉本ばななのキッチンを読み、思い返す。 ※内容のspoilerあり。

SFIがお休みで暇だった私は、
旦那の持っていた小説、吉本ばななのキッチンを初めて読んだ。

吉本ばななの作品って今まで読んだことなかった。
名前がふざけてるなーと思ってたから、あまり本に期待してなかったのです。

でも読み始めたら楽しくって2時間ぐらいで一気に読んでしまった!
この話の内容はとても暗く、家族が亡くなり天涯孤独になった女子大学生が
主人公。

ばななさんの何がすごいかって、こんな暗い話なのに文章が温かくて活気がある。
そのため、読者に「どんな辛いことがあっても生きるのは楽しい」と間接的に伝えてくれる。
それに、ばななさんは喩えを交えて情景を表現するのがとても上手いと思う。
唯一の家族であったはずのおばあさんが亡くなった後の家のむなしさ。
物から思い出す、家族と過ごした色々な情景。

わたしの家族は皆奇跡的に元気だけれど、
最近猫が2匹亡くなったばかりなので共感出来ることが多かった。

今まで普通にあった、その人や動物を感じさせる物が家にあると、
思い出がどんどんよみがえってくる。

わたしの場合は、よくこう思い返す。
「この紐でよく遊んでたなー」
「このソファーでよく爪研ぎしてたな」
「ソファーに座ったら、必ず膝に座りに来てたな」
「ベッドの下の右の方で、よく隠れてたなー」

家に帰ると、いつもそこに猫がいたから、ゆっくりドアを開ける癖がついてた。
もう猫はいないのに、反射的にまるでいるかのような反応をしてしまい、その後悲しくなる。ソファーの下を見る度に、未だにまだ隠れているような期待をしてしまう。

そこにいつもいたはずの人や動物がいなくなると、
当たり前の生活が実は当たり前じゃないことに気づく。
今までいつでも会えた人に突然会えなくなるのは、途方もなく辛い。
亡骸をみて、もう知ってるその人はいないと、実感する。


こうして、本を読むのもたまにはいいなと思ったのでした。